A.T/制作日々


by flaneur555

Hans Coper

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新橋にあるパナソニックの汐留ミージアムで開かれているハンス・コパー展に行ってきました。
ルーシー・リーの助手として陶芸の世界に入ったハンス・コパーの造形に陶芸の形をしたモダン彫刻を見ました。最初は彫刻家をめざしていて、ガボやブランクーシが好きだったとキャプションにあるのが素直に感じられます。様々な形すべてがろくろで練り上げたパーツの組み合わせで出来ている。石膏型を使えばもっと複雑な彫刻っぽい作品も可能であるはずが、あえて古典的なろくろだけで制作するスタイルが、作品に深い静けさをもたらしている。重力に逆らってDVDのディスクのように水平に薄くせり出した壷の口は、土で出来る事の可能性を拡張しているハンス・コパーの発明。
僕が作品制作にFRP樹脂を使用するのは、プラスチックの可塑性が他の材料に比べて、はるかに自由度が高いため。しかしハンス・コパーを見たら、土でもここまで出来るのか!と考えさせられました。
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by flaneur555 | 2010-07-09 00:45 | ギャラリー