A.T/制作日々


by flaneur555

三木富雄の耳

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三木富雄さんのアルミニュウム鋳造巨大耳群を随分前に松涛美術館で見た。耳ばかり創って、亡くなってしまった彫刻家の耳にどうしてこんなに惹かれるのか図録を見るたびに考えるけれど、サッパリわからない。ミケランジェロやロダンの超絶写実彫像にも耳は付いているけれどピンとこない。三木富雄さんの抽象のような具象耳だけ、のカッコ良さの強度は数十年を経た現在でもまったく古くなっていない。もしも耳のみじゃなくて、耳付き全身彫像を創っていたらこんなにカッコ良かったんだろうか?
現代彫刻詩集/1971/彫刻の森美術館/図録より
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by flaneur555 | 2010-04-17 07:22 | 古本