A.T/制作日々


by flaneur555

大竹伸朗さんの話

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古本集めでお世話になっている神保町のアートブック専門店、ブックギルドで大竹伸朗さんのトークショーに参加しました。現代美術館での全景や著作から感じたとうりの鋭く、穏やかで、気さくなトークは、そのやはらかさの中からズンズンと本物感が伝わってくる、すごいものでした。
その中で印象的な話をひとつ、雑誌の企画で宇和島の大竹伸朗さんの
所に写真家の森山大道さんが撮影に来た時の話、バシバシ撮って、ささっと宇和島駅前の普通のおやじのカメラ屋で現像し、大竹伸朗さんがコラージュするためのプリントを手渡すと、すすっと東京に帰って行かれたそう。一応念のために後日、東京の森山大道さんが普段使っている現像所に再度プリントをあげてもらった所、宇和島駅前の普通のおやじのカメラ屋のプリントのが断然色が良い!東京の現像所はなめてるんじゃないかってくらい、完全に宇和島駅前の普通のおやじのカメラ屋の色が良い!と話されていました。僕はくすくすと笑いながら聞いていましたが、この眼!本質を見ぬく眼力のすごさ!
なんとなく僕は東京の現像所の写真を良いと思っちゃいそうな気がして、
ほんの少し眼が心配です。
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by flaneur555 | 2009-11-19 08:17 | 写真